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園のブログ

こぼしたい気持ちから始まった、色が踊る世界(1歳児 ことり組)

2026-07-06
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液体との出会いから、色が踊る世界へ
こぼしたい、つまみたい、流したい——そんなちいさな手の動きから、ひとつの遊びが生まれました。
ある日、こぼしたコップのお茶が机の上に流れ落ちた。それを指でつつき、そして手のひらでパシャパシャ。また別の日には、水道の水に何度も手を伸ばし、触りたがる姿が見られていました。「だったら、その関心を思い切り試せる環境を作ってみよう」
こうして、フィンガーペインティングへの道が開かれました。

「行動の痕跡」を目で追う喜び
机の上には、白い模造紙とカップに入った絵の具が置かれました。
子どもたちは、カップから紙の上に絵の具をこぼすことに、とても意欲的でした。指でつつく。人差し指でグルグルと円を描く。液体が紙の上で形を変えていく、色が広がっていく。
「あっ」「あ、あ」と小さな声が上がります。
子どもたちの目は、自分の動きが紙に残された「痕跡」を追っていました。「自分がした動きが、色で見える」——この驚きと喜びが、その瞬間、子どもたちの顔に輝きをもたらしていました。
こぼしたい気持ちから始まった、色が踊る世界 
絵の具を画用紙に垂らした上から、ビー玉を転がしてみました。
するとビー玉が転がる様子を、子どもたちの目はしっかり追いかけています。「あっ、あっ」「おー」と、声も弾みました。ビー玉が通った跡には、絵の具で彩られた軌跡が残ります。指では触らなかった子も、転がるビー玉の軌跡には釘付けでした。その動きの中に、「不思議さ」を感じ取っていたのです。こうした体験の積み重ねの中で、子どもたちは少しずつ、世界との関係を広げていきます。
こぼしたい気持ちから始まった、色が踊る世界。その中で、1歳児たちの感覚と心は、ゆっくりと豊かになっていってほしいです。
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